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INTERVIEW

2015/04/27 更新

青空camp × FreeShelter フェスオーガナイザー対談

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左から逸兵氏、白井氏

 

富士宮市の牧場・ハートランド朝霧では毎年2つのフェスが恒例となって開催されている。

1つは今年で4年目をむかえる、東京のオーガナイザーが主催する「青空camp」。もう1つが今年で5年目をむかえる、地元・富士のオーガナイザーが主催する「FreeShelter」。

東京という都会から抜け出したチルアウト的キャンプフェスと、地元の繋がりを作るのを目的としたフェス。

同じ会場を使っていても、人やイベントが変われば雰囲気や内容もまったく変ってくるのが面白い。

この2つのフェスはこの会場を飛び出し、今では東京で共催のイベントをやるなど盟友と呼ばれるほどの間柄となっている。

今回は、そんな盟友と呼ばれる青空campの白井氏と、FreeShelterの逸兵氏に、フェスを始めたキッカケや、フェスの魅力、主催する喜びを語ってもらった。

この対談を通し、それぞれの魅力や違いが浮きぼりとなって表れた。

 

5/16,17 青空camp イベント詳細はこちら

7/18,19 FreeShelter イベント詳細はこちら

 

Interview & Text : Masao Sugiyama



 

__お二人も最初はお客さんとしてフェスに参加してたと思うのですが、どんなフェスに行ってましたか?

 

逸兵:いつだろう?たぶん僕ローカル的なやつだと思います。

白井:何だろう?サマソニとかかな?

逸兵:あー、僕もそうだ。高校生の時にサマソニでHOOBASTANKとかが好きで見に行ったのを覚えてます。でも今みたいな野外のフェスは、大学生で神奈川に住んでた頃に、厚木の山奥でやってた野外フェスというかパーティーみたいなのに行って、こういうのもあるんだ!って。それで土っぽいフェスに憧れましたね。

白井:そういうのでいうと僕はね、今は無くなっちゃたけど長野県でやってた木曽鼓動ってのがあったんですよ。結構小さい、たぶんソウルドアウトしてたけど600~700人規模の。それはけっこう本当ゆるくて。実は青空campはあれをモデルケース的にもしてるんですよね。ステージが1個なのが、逆に斬新で。

 

●キッカケ「ひょっとしたら野外フェスって自分でも出来る!?」「自己表現する1つの形として」


__そこから自分でやってみようとなったのは?

 

白井:ぶっちゃけ、これなら自分でもできるかもって思った。サマソニとかはできないじゃん。それは街の青年団とかがやってたりとか、へたしたら高校生とかがボランティアでいて。ひょっとしたら野外フェスって自分でもできるんじゃない!?って。それを見て思いましたね。それから、フェイスブックで10年ぶりくらいに連絡くれた同級生と飲みに行ったときに「野外フェスやっちゃおうか!」って話しになって、完全に居酒屋ノリで始めました(笑)。最初は地元の千葉でやりたかったんですけど、貸してくれる所が無くて。それで縁あってハートランドの名物監督(牧場オーナー)と知り合いだったので、話しをしたら「カモンだぜ!」ってことで(笑)、そこでやる事になりました。

逸兵:FreeShelterの場合いつの間にかフェスと呼ばれるようになった感じですね。こういうの良いな、って他のフェスへの憧れはあったんですけど。わりとフェスをやっている人達に関わる機会が増えてきて、その人達がそれぞれの見ているビジョンに音楽を絡めてるって感じだったんですよ。コンセプトをもってそういう人を集めるみたいな。今でこそ音楽フェスと言われるようになって有り難いですけど。最初は地元のDJとバンドを集めたパーティーをやっていて、そこからゲストを呼んでだんだんとフェスっぽくなっていった感じです。もちろん影響をうけた空間作りとかはあるんですけど、どれを参考にとかはないんですよ。わりと人ですね。こんな面白い人達がこういうのやってるんだって。僕らも地元で自己表現する1つの形としてやり始めた感じですね。

白井:なるほどね。僕はもともと繋がりとか全然無かったから。始めてから繋がっていったけど。それまでは地元のDJイベントしかやった事がなかったからね。だから、最初はブッキングが大変で。なかなか出演してくれなかったですね。今は継続してやっているので、そういうのもなくなってきましたけど。

逸兵:そういうのは、僕らもありましたね。

 

aozoracamp2014_0103

青空camp

 

 

●コンセプト「音楽半分、キャンプ半分」「地元のミュージシャンがしっかりプレイできる場所を作りたい」


_先ほど、ビジョンがあっての音楽と言っていましたが。両フェスのビジョンだったりコンセプトはなんですか?

 

逸兵:神奈川から富士に戻って来て、音楽が好きな仲間を捜した時に。クラブに行く人、ライブに行く人、フェスに行く人が完全に分かれてて。直接的な友達だったりするんですけど、音楽的な集まりとしてみた時に、クラブに行くけどフェスにはいかない、全国のフェスには行くけど地元のクラブでは遊んだ事がないっていうのが、ある意味面白いなとは思う反面、勿体ない気がして。そこをなんとか混ぜたいなと思ってた頃に相方と出会い、始めました。小規模フェスながら、それなりのミュージシャンを呼びつつも、地元のミュージシャンがしっかりプレイできる場所を作りたいなってのがコンセプトにありますね。出演者数は多いですが、小ちゃな夏フェスって感じでやってます。

白井:コンセプト的なものでいうと青空campは、音楽半分、キャンプ半分、ってところですかね。2日目はワークショップだけですし。そこが他の野外フェスと違う所だと思います。夜中も音出さないですし、大人にも子供にも優しい感じで、まったりとやらせてもらってます。あとは、あまりフェスっぽくないバンドとかを呼んでやってますね。

 

__フェスっぽくないというのは?

 

白井:名前は青空campって爽やかなんですけど、出演者があまり爽やかではない(笑)。自分の好きなバンドを呼んでたら、こうなったていうのもあるのと。ぶっちゃけ個人でやってるフェスとかだと似たバンドが多いなと。結構ジャム系に寄ってたりするので。なのでそういうバンドも呼びつつ、今年でいうとOLEDICKFOGGYなど、あまりこういうフェスに出てないようなバンドも呼んだりしています。

逸兵:それはわかる。僕らのところは室内楽ってよばれるジャンルも来たりしてて。相方も僕もジャズが好きで、いつかは東京ブルーノートとかでしか見れないようなアーティストとかを呼びたいなと思ってます。Blu-Swingなんかは本当に室内楽で、野外フェスとかはあまり出ないらしいです。Blu-Swingが来たとき、お客さんとかも絶対フェスに来ちゃだめな格好の人とかがきていて(笑)。本当にジャズファンみたいな人が。

 

__それは面白いですね。

 

逸兵:他に面白かったのが。ハートランドって雨降ると、グッチャグッチャになって車ハマるじゃないですか。地元のヒップホップのシーンとかも混ぜてたので、そんな所にメチャクチャ低い車で来て、ヒール履いたお姉ちゃんが降りてくるみたいな事もありました(笑)。

 

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FreeShelter

 

__参加者からオーガナイザーになってみて、フェスに対する考え方や見方が変わったりとかはありますか?

 

白井:なんだろう?他のフェスに行くと絶対見ちゃうのがトイレかな。トイレすごい大事だと思います。トイレってストレスになると思うんですよ。すごい並んだりするし。だから、フジロックとか並ぶけどあの程度で済んでるからすごいなと思う。

逸兵:フジロックすごいですね。

白井:やっぱお客さんのことちゃんと考えてるなって。

 

__なるほど。今年はすごいトイレ見られますよ(笑)。

 

白井:気をつけよ(笑)。

逸兵:僕は正直ないかもしれない。他のイベントに行って気になる事も増えたんですけど、基本的にはあんまりオーガナイザー目線でどうのこうのってなった事はないかな?色々目をくばったりすることもあるんですけど、割と自分もお客さんになって楽しんじゃってるので(笑)。

白井:でも主催者が楽しむのって結構大事だと思う。主催者さんとかスタッフさんが楽しんでるのを見ると、なんか良いなって思いますし。雰囲気も変わりますよね。

僕の場合は結構酔っぱらっちゃったりするので、かなりスタッフには助けられてます。そういう意味では他のフェスに行くとスタッフさんの感じを気にして見るようになりました。

 

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フェスの魅力とは?主催する喜びって?

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