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INTERVIEW

2015/12/24 更新

ビートメーカー座談 KOYANMUSIC × OMSB × Hi’Spec × Resort dope

beatmaker

 

いまやテレビ番組(テレビ朝日「フリースタイルダンジョン」)となるまでの盛り上がりをみせているMCバトル。どちらが優れたMCかを即興で競い合い、白熱した戦いを繰り広げている。そのMCに欠かせないのがビート。

 

MCバトルの大会では、先攻者がビートを選択できるシステムもあるほど、MCにとってビートは重要であり、切っても切り離せない関係。

そして、密かに注目されているのがビートバトルだ。

 

2015年11月20日、静岡のHIPHOP集団ZionSoldierが主催するイベント「TO ZION」で、県内初となるビートバトルが行われた。

事の発端は、新作『plerude』のリリースツアーで来静した、この日のゲストであるSD JUNKSTAのビートメーカーKOYANMUSICからの提案だった。彼の地元、神奈川県相模原からSIMI LABのOMSBとHi’Specも駆けつけてくれた。

 

この日のライブショーケースで出演したZionSoldierの一人Y.A.Sは、日本最大規模のMCバトルであるUMBの準優勝者であり、高校生RAP選手権で一躍名の知れたGOMESSも静岡出身であることから、ここ静岡でもMCバトルは盛んな動きを見せている。しかし、ビートバトルに関してはまだ認知されていないのが現状である。

そこに、KOYANMUSICがビートバトルを提案してきた思いはなんだったのか。

 

日本のシーンに大きな影響を与えているSD JUNKSTA 、SIMI LABの屋台骨を組むこの3人に、ZION LABELのResort dopeを交え、楽曲制作にフォーカスしながらその背景の話を聞いた。

 

 



なんでラッパーっていう肉が映えるかというと、俺らみたいなビートメーカーというお皿があるからなんですよ(動画ビートバトルダイジェスト)


KOYANMUSIC(コヤンミュージック):どうもこんばんは。相模原から来ましたKOYANMUSICです!

OMSB(オムスビ):イエー、OMSBです。バックDJのHi’Specも来きてるぜ。

Hi’Spec(ハイスペック):メーン。

一同:メーン!!

 

_まず初めて買った機材はいつなんでしょうか?

 

KOYANMUSIC:はじめは買ってないすね。SDの先輩TKCにもらいました。今も使い続けてるMPC 2000XL(サンプラー)。

OMSB:俺は最初はZOOMのサンプリングもできないドラムマシンです。

Resort dope :シーケンサーみたいな?

OMSB:そう、結構ナニコレ!?みたいなやつ。

Hi’Spec:俺はMPC2500すね。

OMSB:Timbalandに憧れてね。

Hi’Spec:そ!Jay-zのBlack AlbumのDVDで~トゥットゥットゥルー♪(dirt off your shoulderのメロディー)、あのTimbaを見て。

Resort dope:やばいやばい!俺アレ超好きだよ!ノリノリで踊りだしちゃって。横でJay-z冷静に首振るみたいな。(笑)

Hi’Spec:あれめっちゃ好きっす。あれ見てビート作り始めた人は結構多いらしいですよ。

 

 


_それじゃあ今の機材環境はどうですか。

 

KOYANMUSIC :今はベスタクスのウルトラピッチついてるタンテと、DJミキサーとMPC2000XL。これをprotools(作曲、録音、編集、ミキシングできる オーディオ制作プラットフォーム)に流しこんで、家である程度仕上げて、本厚木にあるスタジオ別館てところで仕上げてますね。

Resort dope:たしかBEAT武士くんとも同い年なんだよね?

KOYANMUSIC:そう。SD JUNKSTA入る前はソロで動いてて。当時横浜に住んでいたDJ FIXXて人が日本のVESTAX2on2の94年の日本チャンピオンとったんすよ。当時のテープまだ残ってるんすけど、もうプレミアみたいなスクラッチするんすよね。裏から入れる感じで、chapsからのcrab~みたいな。同じ技は連続で繰り出さないし。Q-bertとも親交のある様な人で。その日本のクルーにイチバンズってのがあって、、

OMSB:イチバンズ!!

KOYANMUSIC:そのスクラッチクルーは、今のロベルト吉野がDJ TETSUって名前でやってたり、武士君もその一員。俺はラップ始めたばかりで、そのクルーにいた感じです。

OMSB:俺はベスタクスのタンテとSP606(サンプラー)、MPC3000、シンセはACCESS VIRUSとローランドのJP8000、ベスタックスのDSG2(サンプラー)とS950(サンプラー)

Resort dope:SP 606って見たことないね。

Hi’Spec:どのタイミングで出たんだろうね?

OMSB:あんま評判はよくないんすけど、俺的には気にいってて。MPCは前は1000を使ってて、2000もあるんだけど今は3000です。S950はプリモとかがサンプリングで使ってるやつで、音を汚すやつすね。まだスタメンじゃないけど、最近の機材とも相性いいみたいなんで、そのうちね!

KOYANMUSIC:例えば12インチの内側からサンプリングしてドラム乗せたいときとか、音が汚れてないと浮いちゃって、合わない時にかけるといいみたいだよね。

OMSB:そうなんすよ。

Hi’Spec:俺はテクニクスのMK5(ターンテーブル)、ベリンガーのミキサーからSP404にガーッいって、そこからカオスパッド行ってMPC3000すね!

Resort dope:そこからパソコン?

Hi’Spec:いやー、最近やっとパソコン使うようになりました。徐々に徐々に、今まではあんま使わなかったです。

Resort dope:わたくしはMPC2500、2000XL、SP404、protools。

KOYANMUSIC:protools X?Ⅺすか?

Resort dope:いくつだっけかなぁ?

KOYANMUSIC:俺は8SEすよ。スタジオ行けばⅪ入ってて最終的にはそっちで仕上げるんだけど。今日のビートは全部8SEのプラグインで仕上げてきました。

Resort dope:プラグインね、例えばWAVESとかあるよね、、

KOYANMUSIC:んー、MASTERの……アー、イヤ、これは言うのやめとこ。これは言わないっす。

一同:ちょっ!!ソレ! (笑)

KOYANMUSIC:これは言ったらダメなやつっす!!アブネー。これやるとビートのインナーマッスルがグンと上がるって感じで、波形で言うと、ドンッ(バスドラ)、タンッ (スネア)の下りが黄色ラインのMAX位まで鳴るようになりますよ。どうしてもモコモコ感がついちゃうんで、最後EQで調整するんすよ。

 

_そういうポイントってのは自己流で探し当てるんですか?

 

Resort dope :いやー、先輩達から色々聞いてるでしょう?

KOYANMUSIC:そうなんすよ!

Resort dope :やっぱり、一子相伝というか、そういう技っていうのは口承で守られていくわけだね。門外不出的な。

KOYANMUSIC :ポイントは下ですね。下の強さ!それでこの新作の『prelude』は超音ちっちゃくて。DJの練習でしてる時に、過去の作品を12時に合わせると 『prelude』は13時位まで上げないと出音が一緒にならない。でも同じ出音になったら抜け感も良くて、ボーカルも超聞こえるし、トラックもクリアだし、上げても割れない。

 

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それぞれのサンプリングの仕方 / 今年のベスト新譜は?

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