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INTERVIEW

2015/09/18 更新

PAPA U-Gee ×CGE ZA FARMER(O-RICH LABEL) アジアの音楽シーンについてインタビュー

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静岡県沼津から全国に発信している有数の音楽レーベル「O-RICH LABEL」の主宰CGE ZA FARMERと以前お会いした際に「今アジアが熱いんだよー!」というお話を聞いた。

近年では、音楽活動の場をアジアに移していくアーティストも増え、西洋文化にどっぷりとつかってきた日本も、東洋文化に注目が集まってきているように感じることもあり、アジアの音楽シーンってどうなっているのだろう?という好奇心がわいた。

そして今年5月に「O-RICH LABEL」から、今アジアで最もドープなアーティストCaliph8(カリフエイト)の最新アルバム『REALIZED PATTERNS & SPLINTERED SEQUENCES』が、国内・全世界に向けてリリースされた。

そこでBeatfullでは、作品発表から25周年を迎え、ライブ活動の年の半分をアジアでおこなっている静岡県焼津の日本が誇るレゲエアーティストPAPA U-GeeとCGE ZA FARMERにアジアの音楽シーンについて語ってもらった。

アジアの注目アーティスト、アジアで活動しているからこそ見えた日本のシーンとの違い、アジアのおすすめスポット、PAPA U-Geeから若い世代へのメッセージなど、色々とお話を伺うことができた。

 

そして、このタイミングでCaliph8の再来日が発表され、静岡公演ではPAPA U-Geeも出演するので、このインタビュー中に話題となった2人のセッションも見ることが出来るだろう。(イベント詳細はインタビュー最後にあります)

これを読んでぜひ現場に体感しに行ってみて欲しい。

 Interview & Text  : Masao Sugiyama / Photo:Yasuyuki Kubota



  音源を日本のみんなにも聴かせたら面白いんじゃないかなって・・・(CGE)


_まずは、シゲさんが「Caliph8(カリフエイト)」をリリースしたきっかけを教えて下さい。

 

CGE:U-GeeさんにCaliph8を紹介していただいたのが最初のきっかけです。元々Caliph8 がマイフェスにでるために来日して、ですよね?

PAPA U-Gee:そうだね。

CGE:U-Geeさんから「フィリピンのおもしろい奴ら見せたいからやらないか、レゲエじゃないけどシゲも気に入ると思うよ」と言われて、カリフ(Caliph8)もビザの関係で2週間しかいれないけど出来るだけ日本をツアーでまわりたい、ライブできればどこでも大丈夫だってことだったんで、じゃあライブやろう!と。

PAPA U-Gee:カリフはほんとに素晴らしいアーティスト。音楽の幅も広いし。俺はレゲエにはこだわってるけど、音楽はオールジャンルで捉えてんだよ。フィリピン行った時にカリフのプレイにびっくりした。彼が日本に来るということで、そりゃもう静岡県で何カ所かやってもらおうと思って。で、何とかなりそうな奴誰だったかな…?あ、シゲか!ってね。

CGE:またまた〜(笑)

PAPA U-Gee:(笑)。日本の音楽シーン・クラブシーンってジャンル分けされてるじゃん?だけどシゲはジャンル分けされてないの俺は知ってるから。俺もそうだよ?カタブツのレゲエみたいに思われてるけど色々聴いてきて幅広いよ。みんなが聴いてるのより違ったものを昔から探してて、カリフも違うな!って思って。それでシゲと焼津のピーチ岩崎さん(copa salvo、EKD、DJ、トラックメイカー)とRajishan(静岡のクラブ)に声かけた。

CGE:その日にやったカリフのライブがすっごくて、U-Gee さんも来てくれてセッションはじまったりとか。これ、なかなか見れねぇなっていうライブだった。

PAPA U-Gee:カリフのプレイ中に俺が歌って、さらに沼津の若いラッパーたちがガンガン入ってきて表現が生まれて、すっげえ嬉しかった。そこでシゲとカリフも意気投合してな。

 

Caliph8(カリフエイト)/ REALIZED PATTERNS & SPLINTERED SEQUENCES

 

_そこからリリースの話へと進んでいったんですか?

 

CGE:そうです。あと、カリフを日本に連れてきたマニラでレゲエやってる日本人(BIG ANSWER SOUND)がいて、彼らと話をしていくうちに、音源を日本のみんなにも聴かせたら面白いんじゃないかなって、僕から提案したんですよ。フィリピン行くよって冗談で言ったのが、ほんとに行くはめになったっていう(笑)。でもフィリピンはすごかった。

PAPA U-Gee:フィリピンは面白いよ。基本的にむこうのクラブはお金とらないんだ。アップタウン向けのクラブはオシャレしていく場所でお金取ったりするけど、ストリートの箱はとらない。マカティって町の B-Side っていうストリート感覚のクラブではレゲエが一番盛り上がってる。毎週平均 300 人ぐらいは来てるよ。逆にアップタウンのBlack Market ってクラブでは水曜はヒップホップ、金曜はBASS MUSICって決まってたり。プンプントノップっていうREGGAEのDANCEHALLもやってる。

 

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他のアジアは毎日がすごい刺激的に動いてる(CGE)


_フィリピンは毎日イベントやってるんですか?

 

PAPA U-Gee:やってるよ。だけど日本もそうだったじゃん。

CGE:うーん。でも勢いが全然違いませんか?他のアジアは毎日がすごい刺激的に動いてるっていうか。

PAPA U-Gee:俺が二十歳くらいのときは(日本も)そうだったよ。80 年代後半〜90 年代前半の東京のクラブは火曜が一番混んでるとか、そういう感じだったんだよ。東京に住んでる人は平日遊んで、週末は田舎から出てきた人がクラブで遊ぶって感じだった。だけど、ガラリと変わった。きっとみんな忙しすぎて余裕なくなっちゃったんだな。他のアジアは昔の日本みたいに盛り上がってるし、そういう感じ。ミュージシャンも毎日やってる。 毎日やんないと暮らしていけないっていう理由もあるとおもうが。

CGE:なるほど。(他のアジアは)バンド数も多いですよね。僕が行った時は機材忘れたって取りに帰ったりしてて、適当でおもしろかったですけどね(笑)。

PAPA U-Gee:超適当だよ。

CGE:そうなんすね(笑)。フィリピンではクラブの人気投票みたいなのがあって、1位になったら高額な機材をもらえるんですよ。楽器屋が主催で。その1 位になった所が俺が遊びにいったクラブで、U-Gee さんもよくライブやってるところなんですよ。今フィリピンって景気が良いらしくて、アジアの中でもアメリカっぽさがあるんですよね。

 

アジアの音楽シーン「アンダーグラウンドと言われながらも、やってることは先端」「みんな極めてる職人達の集まり。」

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