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静岡ミュージックモール Beatfull【ビートフル】

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INTERVIEW

2014/10/04 更新

TURTLE ISLANDボーカル「愛樹」& マネージャーmicroAction「根木」 インタビュー

グラストンベリー出場の経緯。そして、出演してみて感じた事とは


_確かにそうですね、国もそうなったらいいですよね。では、ここから話しは変わって今年のグラストンベリー(イギリス)を始めヨーロッパツアーの事について聞きたいとおもいます。まずグラストンベリー出場はどうやって決まったんですか?

 

根木:もともとは、ポルトガル、オランダ、ドイツが決まってて、HANGGAIっていう内モンゴルのバンドを俺らが呼んだりしている経緯で、そのバンドをマネージメントしているオランダのアースビートが組んでくれたんですよね。でも、せっかく行くからグラストンベリーに出れないかって事で、英語字幕付けたプロモーションのDVDを、映画監督の川口 潤くんにつくってもらったり、書類いっぱい出したら、なんと通って。でも、メインじゃないと予算も無いみたいなんだよねって言われて、じゃぁメインにプッシュしてみようって、そしたらまた通って(笑)。えー!マジでー!みたいな(笑)

 

_すごいですね!

 

根木:SMASH U.Kがすごい頑張ってくれたんだけど、メインのピラミッドステージのブッキングオーナーが女の人なのかな、その旦那さんか誰かが気に入ったんだって。映像とか見せたら、凄いじゃんこれ!って。これメインでしょ!みたいな感じになって、いいね、いいね、って決まったって言ってたよ。まさかのみたいな。

愛樹:まさかのなんだけど、俺は名前くらい知ってたから、おースゲー!とかなったけど、メンバーの半分以上は「ふーん、そうなんだ、仕事休めないから無理っぽいなー」とか言って(笑)

全員:ハハハハハハ(爆笑)

愛樹:おいおい!ちょっと待てよー!結構凄いんだぞーって(笑)

根木:えーっ!?断るの!?みたいな(笑)。だから、面白いんだけどねタートルって(笑)

愛樹:皆ほとんど音楽とかに無頓着だから、タートルが好きでやってるだけで、もちろんそれぞれ音楽は好きなんだけど「何か有名らしいよ」ってそういうレベルだから。俺もほとんど知らないしさ、メタリカってあのTシャツのやつでしょみたいな(笑)

 

TURTLE ISLAND/microAction 15.jpg

 

_実際どうでしたか?出演してみて。

 

根木:ARCADE FIREが先にリハでめちゃくちゃ押してて、でも俺たち一番ペーペーだから何も言えなくて、時間どんどん削られてって。

愛樹:音とかまだ全然つかめてないまま、もう始まっちゃうみたいな感じだった。

根木:初日のトップだったからね。でも、楽しみにしてたお客さんとかもいたよね?いるんだ!と思って。年配のパンクスとかが結構前の方とかでずっと待ってて。どっかで見つけてくれたんだろうね。

愛樹:ステージもデカいし、人も凄いけど、実際はなんて言うか、そんなに変わらないってうか。夢みたいに急に突然ウワーってなる事ってあんまりないっていうかさ。凄い所でやれてるんだなっていうのはあるし、単純に嬉しいし、光栄ではあるけど、どっちみち俺らの事知らない人ばっかだから、いつもと変わらず全身全霊でやるのみっていう感じ。

根木:経験としては本当にいいけどね。メタリカなんてずっと出たいって言ってて、逆オファーし続けてやっと出れたくらいの、世界で一番スゴいって言われてるフェスに出れて、日本人の快挙だ!とか色んなこと言ってくれるけど、出演できたことは本当に嬉しかったけど、でも目指してるのはココではないんだとも感じた。

愛樹:そうそう。大きいフェスティバルだしスゴいなとは思ったけど、良いとか悪いとかじゃなくて、俺たちの橋の下とは同じ音楽祭でも目指してる所は違うなって。出れた事は光栄だけど。それよりも、その後に行ったポルトガル、オランダ、ドイツの街の中でやってる街ぐるみのフェスティバルの方が、すごい勉強になった。

根木:距離が近いってのもあるしお客さんとの。グラストンベリーは本当に世界で一番デカいフェスティバルって感じだったし。

愛樹:結局、自分達がやってる事を一緒に体感したいわけでお客さんと。実際は嬉しいんだけど、でも俺たちは何万人とか大きい所でやるのをステイタスみたく目指してる訳じゃないっていうかさ。それだったら沢山数打ってやればいいし。その方がもっと体感できるし。

根木:そうだね。解り易く言うと、100人のを1000回やったほうがいいもんね(笑)

愛樹:数量じゃないよね。やっぱデカいものが単純にスゴいって思う事に疑問を感じるっていうかさ。

根木:でもあのフェスティバルを作ってる事自体はスゴいなとは思うけど。自分達もやってるから、こんな規模を誰がどうやって仕切ってるんだっていう、FUJIROCKとかの規模じゃないもんね。あれを80年代からやってるんでしょ。それはスゴいなって尊敬する。

 

TI_ GB

TURTLE ISLAND グラストンベリー

 

_タートルは、パンクに和太鼓とかを使用した日本やアジアの要素を取り入れた音楽をやっているじゃないですか。そういう音楽をヨーロッパの人達は、どういう風に見ているんですかね。反応はどうでしたか?

 

愛樹:それは実際向こうの人じゃないから分からないけど、でも反響は、歩いててもスゴい話しかけてくるし、アメイジングだとか、とにかくすごいグレートショウだったって興奮してるのを見て、そこで俺らも良かったんだなって初めて思えた。タートルって日本でもそうなんだけど、今では認知されて踊ってくれるけど、最初は皆立ちすくんで見てて、どうだったのかな?って気持ちになってたりしたけど、逆にそういう時に物販がスゴい売れたりとかしてた。

根木:なにか感じてるんだろうね。

愛樹:年配の人とか、おじいさん達からも声掛けられて、すごい涙浮かべて握手してきたりとかさ。とにかく楽しんでくれたみたいで良かった、ヨーロッパとは全然違う世界観をさ。

 

_ちょっと気になるんですけど、それって僕らがレゲエやラテンミュージックを聞くような感覚なんですかね?

 

愛樹:どうなんだろうね。それは分かりきれないよね。でも、どういうふうに感じてるかまでは分からないけど、とにかく感動してくれたんだなって。ドイツがスゴかったね。

根木:ドイツすごかったね!結構人もいたもんね。

 

 

TURTLE ISLANDにとっての革命。標準や世界基準なんて無い


_先ほど、目指してる所が違うって言ってましたが、タートルや根木さんが目指してる所って何ですか?

 

愛樹:やっぱり、自分達が音楽をやってる第一の理由が、自分達自身が感動できるモノっていう。まず、バンドであんなふうにやって音出して、人がそれにノってる事自体が奇跡なわけで、日常生活の中では絶対にない事だから、まずもう奇跡をやってると思ってる。でもグレイトフルデッドの唄じゃないけど、俺達には毎日奇跡が必要だって思ってる。

俺は頭が悪いから政治的な事は分からないけど、でも思う事はあるわけで、疑問に思ったり、滑稽に思ったりすることもいっぱいあってさ。そういう事を国とか越えてさ、全然ちがう環境で育ってきた北半球の人達と、なんか分からないけど打ち解け合えたり、もう理屈じゃないっていうかさ、そういうような事の為に音楽をやってる。もちろん売れたいけどさ、それは2番目というか。続ける為には売れなきゃならないし、稼いでかなきゃいけないってのもあるんだけど、でも一番の目的は自分達が感動できると思う音楽を共有したりするって事。

あとは、こんなに違うんだよって事を紹介するために、タートルが東洋のモノを取り入れてやってる理由でもあるし。初めて中国行った時に見た、同世代のバンドの思いもよらない進化の仕方に衝撃を受けたんだけど、とにかく“標準とか世界基準なんてもの自体ホントは無い”ってことを感じるとさ、自分の小ささを知ったり、色んなものを受け入れる気持ちになったりするじゃん、それだと思う。思想的な事とか、政治的な事じゃなくて、心がジュワって拓くことの方がよっぽど革命だと思ってる。で、俺等というより音楽にはそう言った力があると思うから、そう言った意味で音楽の方から選ばれてやってたいし、そういった言葉にならないような瞬間を沢山の人と共有できたらいいと思ってます。

 

TURTLE ISLAND/microAction 08.jpg

 

根木:俺はなんだろう?船で世界一周とか(笑)。どこでライブしてもやることは同じでしょ。だからもっと、船とかで盆踊りのセットを持ち込んで、職人達も連れてってとか。それを日本の沿岸部から始めて、世界各国の港に行きたいですね。

愛樹:船が着くと、そこからドコドコドコドコってデコトラがいっぱい降りてきて、その中から大工達が出てきて!

根木:そうそうそう(笑)。クリエイターや職人達が出てきて、現地の職人と合体して。

愛樹:江戸の町みたいのがブワーって出来て!

根木:港に提灯バーって出て!

愛樹:そこで一週間とか一ヶ月公演とかやって、ライブや歌舞伎とか芸能をミックスしたりしながら、彫り師が和彫りの刺青彫ったり、東洋の整体があったりしてさ、それで最後はタートルのライブでブワーって盛り上がってね!

 

TURTLE ISLAND/microAction 01.jpg

 

_これも10年後実現してたらスゴいですね(笑)

 

根木:言ってたら多分なるんじゃない。またしても儲かんないだろうし(笑)。でも面白いよね。

愛樹:でも俺、三半規管弱いからな~。船酔いする船長(笑)ゲボ吐いてうぇ~みたいな(笑)

 

 

Interview & Text : Masao Sugiyama    Photo : Kouichi Itou LIVE Photo : microAction

Location : HUCK FINN FACTORY



 

 

TURTLE ISLAND 静岡でのライブ

 

10/11(土) 静岡 @朝霧JAM

TURTLE ISLAND出演

http://smash-jpn.com/asagiri/artists.html

 

[microAction - Live & Event Schedule]

◯10/11(土) -12(日) 愛知豊田 @TOYOTA ROCK FESTIVAL 2014

TURTLE ISLAND , ギターウルフ , YOUR SONG IS GOOD , 原爆オナニーズ

Dachambo , KINGDOM☆AFROCKS , BAGDAD CAFE THE trenchtown , & more

http://toyotarockfestival.com/

 

◯11/9 (日) 横浜関内 @BB STREET

「meets★Evolution」W-Release Party Special!!!

Live : ALKDO/アルコド , PILEDRIVER , EKD

Dj:NIGARA(GARA) , AI(R.C.R) , 根木龍一

http://microaction.jp/2014/09/22/000267.php

 

◯11/30(日) 石巻 @BLUE RESISTANCE

「SOUL BEAT ASIA in 石巻」

Live : TURTLE ISLAND & more

http://microaction.jp/2014/09/29/000271.php

 

◯12/20(土) 横須賀 @PUMPKIN

「GIVE THEM TO FUTURE 2014 FINAL」

Live : PILEDRIVER , FORWARD , SODA! , De-Cultures , RUIN

http://microaction.jp/2014/09/22/000268.php

 

◯12/21(日) 代官山 @UNIT

「TURTLE ISLAND/亀島楽隊 大航海 十五周年記念 “独演”」

Live : TURTLE ISLAND + Guest

http://microaction.jp/2014/09/29/000270.php

 

◯12/28(日) 横浜 @GrassRoots

「meets★Evolution」

Live : ALKDO/アルコド , 知久寿焼(ex たま) , バンサンボゴラ(アラカリ&ANICHE SHIN) & more

http://stovesyokohama.com/grassroots/event.html

 

[microAction リリース情報]

◯ 9/24~ ALKDO/アルコド “TURTLE ISLAND Acoustic + Trad” (CD)

http://microaction.jp/onlineshop/000247/

 

◯9/24~ TURTLE ISLAND “Palgan Dorang -パルガンドウラン-”(CD)

http://microaction.jp/onlineshop/000221/

 

◯10/8~ PILEDRIVER “EXIT OF THE CITY”(CD)

http://microaction.jp/onlineshop/000269/

 

その他のTURTLE ISLANDやALKDOのスケジュールはこちら

TURTLE ISLAND オフィシャルサイト

microAction オフィシャルサイト

organicstyle

boshuu3

 

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